お花はきれい。きれいはお花。

お花は良い。
仕事帰り、ヘロヘロになりながら歩いている途中、お花屋さんの前を通ると「うわあー。お花ってなんてきれいなんだろう。」とお花の美しさで疲れが吹き飛ぶ。

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ならば部屋に花を飾れば、在宅中は癒されっぱなしのはずであるが、どういうわけか、自分一人にために部屋に花を飾るのは贅沢だと思い、いままで花を買わない生活を送ってきた。

そして去年、前述した自分一人で誕生パーティーを開こうとした際のこと。
誕生日のお惣菜を買うため出かけ、お花屋さんも前で色とりどりのお花が目に入った途端、

「………花を買おう。」
と突然「自分に花は贅沢品」というブロックが外れたのである。
素晴らしいお料理とケーキにお花が加わった、とても素敵な誕生会になった。
以降、お花を切らさず部屋に飾っている。
視覚の端に美しい色と形をした生き物が目に入る生活は精神的にとても良い。

「贅沢」とは自分の立場にあわない物や事に金銭を投じることをいうそうな。
「花を飾る立場ではない」「自分にはふさわしくない」と思っていた自分は何だったのだろうか。
自分で自分の価値をなぜか低めに見ていたのだと思う。
今は、常にお花があるのが自分の部屋、というくらいの感覚で暮らしている。
心を潤すことは贅沢でもなんでもない。

お花はきれい。きれいはお花。
お花がある生活をおすすめします。