ロタンティック(南浦和)がマパテ出店中と聞いて、出かけた帰り道に新宿へ寄りました。
ロタンティックは、5年ぶり2回目の購入となります。
伊勢丹新宿到着。ロタンティックと5年ぶりのご対面。
ロタンティックのシェフはオーボンビュータン出身。
わたくしの記憶では開店当時は、まるまる「オーボン出身です」といった感じの並んでいましたが、マパテのショーケースには、オーボンを受け継ぐケーキから、あきらかに違う光を放つケーキもいくつかありました。
ネットの情報で楽しみにしていた和栗のモンブランは売り切れ。残念。
気になるケーキを買って帰宅しました。
まずはタルトタタン。
テカテカしていて美しい。
タルトタタンはシャンティが乗ってる派と乗っていない派があり、ロタンティックは乗ってる派ですね。
乗ってる派はたいていタタンのポムの焦がし具合と酸味が強い系統が多いのですが、ロタンティックのタルトタタンはそれほど焦がしは強くないです。
どちらかというとさわやか系タルトタタンとして美味しくいただきました。
タルトシュクル。
基本わたくしは生菓子を買うタイプですが、Twitterでロタンティック愛好家の方がタルトシュクルを激推しされていたので購入しました。
これは、ふんわりやわらかまろやかな味わい。その中でジャリっと来る砂糖の歯触りが良いアクセントで美味しい。
がっつりと「ケーキ食べた!!」というより日常の食事のおともに食べたいようなやさしいケーキ。
突然ですが、開店したてくらいの5年前(2014年)のロタンティック訪問時の写真。
この言葉を使ってよいのかわかりませんが、現在のロタンティックのケーキは開店時より「垢ぬけた」と言ってよいでしょう。
わたくしはケーキは味だけじゃなく、デザインも重要だと思っています。
人はショーケースを前にしてケーキを選びます。
カットの仕方や焼き加減、飾りのフルーツの配置一つで、目を引いたりひかなかったりする。
「選ばれる」ビジュアルを作り上げることもシェフのセンスと努力によるものなのです。
いまや南浦和で名パティスリーと言えばロタンティック。マパテも常連。
見事に選ばれるケーキに進化したなあと感心した次第です。(えらそう。)