函館旅行記⑤再生するワタクシ。

朝5時半に起きた。

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三日目も曇りでした。


函館を発つ前に、朝風呂に入り、最後に朝市へ寄るためである。
朝6時前だけれど、大浴場にはちらほらと人がいた。
皆同じように、「出発前にひとっ風呂」といったところだろう。


この旅行で、これといって何もしていな時に、突然口から「なんていい気分なんじゃろ」「すごくいい気分じゃあ~」と、するりと出てくるようになっていた。
文字通り「いい気分」なんだと思う。
日常生活でも「いい気分」の時はもちろんあるけれど、この「いい気分」は旅でしか味わえない気がする。

 

 

出発の時間が来た。
部屋を出る際に、室内に向かって「ありがとう!」と言った。
もちろん、ホテルをチェックアウトする際にも、フロントの方にお礼を言った。
大きなホテルの建物の中に、たくさんの従業員の方が、隅々まで気を配ってくださった。

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ホテルの廊下。一点透視法の作画の練習にどうぞ。

快適だった。最高に快適だった。

 

 


ホテルを後にして朝市へ向かう際、足元を何かが横切った。

カモメ!?

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カモメが!横断歩道を渡っている!?

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カモメですが、なにか?

よくわからないが、衝撃である。

 

函館最後の朝食は「二番館」さんへ。

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朝市の店の中でもお得な値段で有名。






イカ刺し丼 550円!

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イカ刺し大好きなのである。

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食べているときに、店内でPerfumeの「ポリリズム」が流れてきた。
「繰り返すこのポリリズム
Perfumeはこの曲で、一気にメジャーに駆け上がった。
彼女らは「ポリリズムはいろいろ連れてきてくれる曲」と語っていた。
たしか、楽曲はリサイクルのCMに使われていた。


これからも日常で、また心が死んでしまうことがあるかもしれない。
そのたびに、蘇る。何度でも蘇る。
そして蘇るたびに、死ぬ前より少しだけ前に進む。

とりあえず、この旅行で、ワタクシは再生した。
 

時間が来てシャトルバスに乗り、函館空港へ。

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さよなら函館。また会おう。

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5時半起きがたたり、帰りの飛行機、電車の中で爆睡したのは言うまでもない。

函館旅行記 おしまい。