函館旅行記③ 時の旅びと。

おはよう函館。
二泊三日の二日目の朝。
今日は、さらに夢をかなえるべく、函館の朝市へ行くのだ。

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朝市は函館駅のすぐ横くらいの距離。

 


名物のイカ釣りにチャレンジ。

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イカ神様。

ワタクシは観光名物的なものに対して、どこか斜に構えたところがあった。
けれど今回はそんなヘソ曲がりがどこへやら。
観光客として精一杯楽しむのだ!

釣竿を渡されて、釣り方を教わる。(針をイカの耳に引っ掛けて釣る。)

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この時は一回1000円でした。



釣れた!!

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右手で釣り竿、左手にカメラを持つワタクシ

ブッシャーッッッ!!と水を吹くイカ氏。
観光客のワタクシにいいところを見せてくれるとは、なんというエンターテイナーであろうか。
もっともイカ氏はこれからワタクシに食べらる運命なのだが………。

 

釣ったイカはその場でお店の方がさばいてくださる。

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スケスケスーなイカ刺し!*1

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ショウガ醤油でいただいてチョ。

函館朝市で新鮮なイカ刺しを食べる」という夢がかなった!!

 

次は、もう一つの夢「函館朝市の海鮮丼を食べる」も叶える。

しかし、魅力的な店が多すぎる。

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やはりウニは別格のお値段。

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観光地的なこういうメニューってありますよね。




朝市をぐるぐる3周ほどしていたら、お店の呼び込みの人に「もう迷ってないでどこかに決めちゃいなさいよー!」と言われてしまった。

函館朝市では一番有名な「きくよ食堂」さんに飛び込んだ。

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いろいろなメニューもあり、海鮮の組み合わせも可能である。
ワタクシは四色海鮮丼を注文。


来たよー!!
素敵な海鮮丼が!!

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海鮮の具はエビ・ウニ・イカ・ホタテを選択!!

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味噌汁・お新香付き。

今回はレギュラーサイズを注文した。
ご飯が多くて残してしまうかも、と思ったがお米が美味しくて平らげてしまった!
お米は釜で炊いているそうな。

次から次へと、夢が叶っていく。
目の前の扉が開いて、ガンガンと前につき進むような感覚だ。
なんというか、ドルアーガ塔でジェットブーツを手に入れたような。
たとえが古い。

 

ホテルで食休みの後、路面電車一日の乗り放題券を購入。五稜郭公園へ向かった。

突然あらわれる背の高い五稜郭タワー
怪獣っぽくて、ぎょっとしてしまった。

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どーんと現れる。

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画面からタワーが切れてしまった。



展望台エレベーター。

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上がっている途中、プラネタリウムみたいな照明になる。

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ドアが開くとそこは五稜郭

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函館を背にして、お座りしている土方歳三氏(の銅像)。

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この銅像が立ち上がって歩きだしたりしたら、ワタクシはその場で気絶することだろう。ワタクシでない人も気絶することだろう。

 

 

 

PHOTOHITO」というプロアマカメラマンが自慢の写真を投稿するサイトがある。
10年近く前、「五稜郭の夢」というタイトルの写真が投稿されていた。
冬の闇に浮かび上がる五稜郭。その美しさに、心が奪われた。
「いつか、自分も五稜郭の写真を撮ろう」と、撮影されたコンデジと同じものを中古で購入した。

同じ構図、同じカメラ。シャッターを押して、「いつか」が今となった。

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PANASONIC LUMIX DMC-LX3で撮影。今もワタクシの愛機の一つである。

 

 

 

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模型。



実は、高いところが苦手なのである。
360度の景観は最高だが、落ち着かないのだ!*2
タワー頂上から地上へ戻り、今まで見下ろしていた、五芒星の中を散歩することにした。


箱館奉行所。どこか蝦夷っぽい作り。

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シロツメクサが一面に生え、遠方には五稜郭タワー

先ほどまであのてっぺんで、ここを見下ろしていた。不思議な感じ。

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お堀の水草。モザイク模様のようだ。何か生え方に法則性があるように思える。

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五稜郭を後にして、次の場所へ向かう。

今何時だろうかと、腕時計をみたら、針が止まっていた。
腕時計は、何年も前に「時間さえ見られればいいや」と買った、1000円もしないものだった。
まさか、このタイミングで、その役目を終えた。
今まで、ありがとう。
次の扉を開け、前に進む。

 

さて、次はいよいよ、函館の気になるパティスリーへ訪問する!

*1:スケスケスーは細川ふみえ氏の楽曲「スキスキスー」からのモジリである。

*2:したがって、タワーマンション上層階に住むことはない。