「ちっっ………チッチキチー！！」
川口駅前で叫びそうになった。
チッチキチーだったのは、先日OPENした、から揚げ専門チェーン店「から好し」の看板に「タルタル南蛮定食」があったからだ。
相変わらず、チキン南蛮をみつけては食べて歩いている。
「から好し」は外食チェーン「すかいらーく」グループの新業態である。
「すかいらーく」グループの作るものが美味しくないわけがない。
一枚鶏！！カラッと上がって、甘酢も甘と酸がしっかり！甘酢のタレがトロリ度高い！タルタルも良い。
ごはんとお味噌汁付きで690円！
ちなみに、全ファミレスの中でコーンポタージュスープとほうれん草ソテーは「すかいらーく」が一番美味しい。（から好にはコンポタとソテーはないです。）
この価格、このクオリティ。
群雄割拠の飲食チェーンで、「すかいらーく」の力を見せつけらた。
「俺の名はチキンなーんばーん。」
ルパン三世の自己紹介で、頭の中で再生された。
CVはもちろん山田康雄。クリカンではない。
なんとわたくしの大好きな「大戸屋」でもチキン南蛮が販売していたのだ。
大戸屋の作るものが美味しくないわけがない。
大戸屋風チキン南蛮。
甘酢の「甘」の部分は抑え気味のお味。
タルタルの中にしっかり刻みゆで卵を確認。
大戸屋、素晴らしきかな。
付け合わせメニューに「一口カレー」「卵の黄身（醤油漬け）」、「キャベツ盛り合わせ*1」などがある。
メニュー開発部の方は、心の中で思っていた『メニューにあったらいいな』をなぜご存じなのですか?
開発部員にエスパーがいらっしゃるのですか？
さらに大戸屋、セントラルキッチン*2ではない。
すごすぎる。
さいたま新都心「博多華味鳥」
博多が本店の水炊きメインのチェーン店らしい。
さいたま新都心へ行く際「さいたま新都心 チキン南蛮」で検索したら、一番上に出てきたので訪問。
初めて聞くチェーンだが、博多の味のクオリティからすると美味しくないわけがない。
「カラっと揚げた」タイプではなく、揚げ鶏に甘酢が全体にしっとりと染みこませてある南蛮。
やさしいふわふわのタルタルが美味しい。
チキン南蛮以外にも魅力的なメニューがいくつもあった。
チキチキ南蛮大好っき♪といわんばかり、ここ最近「どこぞで南蛮食べました」とブログに書いているが、今のわたくしにはタルタルソーズを語る語彙が不足している。
実は、わたくしはチキン南蛮に出会うまでも、揚げ物にタルタルソースをかけたことがない。
山岡士郎が、わたくしを見たら、こういうだろう。
「お前はまだ本当のチキン南蛮を知らない。」
山岡の物言いに腹は立つが否定はできぬ。
ただ、わたくしはチキン南蛮の真贋うんぬんより、目の前にあるチキン南蛮と名乗るそれを、ただただ美味しくいただきたいだけなのだ。
チキン南蛮放浪記は、まだまだ続く………。
