新宿である。
先日、心の中の山岡士郎に「お前はまだ本当のチキン南蛮を知らない。」といわれ、もやもやしたので新宿に来た。
本来ならば本場宮崎県へ行くべきだが、ご時世や諸々事情があり、宮崎県のアンテナショップにて本場のチキン南蛮をいただくことにした。
久しぶりの新宿である。
くだんの疫病がブイブイいわせてからというもの、荒川を渡る回数が減った。
新宿サザンテラスにある宮崎アンテナショップ2階のレストラン「宮崎風土 くわんね Quwanne」。
店内は木を基調とした天井の高い素敵なお店である。
他のお客様が写りこむのは失礼なので、窓から見える景色を掲載。
なんか新宿駅前で緑が目に入る窓辺っていいですね。
落ち着くー。
お茶も美味しい。(一階のショップで買えるよ!)
まったりしているいうちに、本場宮崎のチキン南蛮のおでまし!!
さてチキン南蛮。
くし切りレモンがついている。
いくつチキン南蛮を食べてレモンがついていたのは初めて。(だいたい、レモンなど柑橘はタルタルにすでに入っている)
タルタルソースは、かなりさらさら。
大きめ刻んだキュウリなどの野菜類が多く入っているので、その水分なのだろうか。このタルタルだけで結構な野菜が摂れそう。
甘酢は予想していたよりあっさり。お肉は柔らか。
宮崎といえば鶏肉ですからね!
その鶏でタルタル南蛮されたら、こちらは美味しいとしか言えませんな!
宮崎鶏効果か、タルタル効果か、揚げ物なのにすっきりいただけた。
本場宮崎のチキン南蛮、ご馳走様です!
お店を出ると、わたくしの心の中にいた山岡士郎は消えていた。
チキン南蛮が美味しかったので、どうでもよくなったというのもあるが、わたくしはいったい何に対し、もやもやしていたのか。
その答えは次回。