チキン南蛮に恋して。

わりと惚れっぽい方だと思う。
人にではなく、食べ物に対してだ。
最近、チキン南蛮に恋い焦がれている。
もとから、鶏の甘酢あんかけ的な食べ物は大好きだったが、タルタルソースと合わせるのは、「盛りすぎ」という印象があった。
そんな食わず嫌いが、スーパーでお値打ちになっていたお惣菜「タルタルチキン(チキン南蛮の別名)」を口にして、一瞬で覆った。

f:id:ozasato:20200605153739j:plain

お惣菜。

「何だ、この美味しさは………。」
突然の恋、である。
Pefumeの楽曲「スウィートドーナッツ」に「カロリー高い恋には注意」という歌詞がある。
わかっている。仰ることは存分に正しい。
しかし、人は美味しい物には、ナチュラルに恋してしまうのである。

次の日から、チキン南蛮を求める旅が始まった。(と言っても近場で。)

まずは「やよい軒」。
やよい軒は初めてである。

f:id:ozasato:20200528125321j:plain

ご飯のお替り自由がセールスポイントらしく、お米の一粒一粒が照り輝いていた。

レビューを書きたいところだが、食べている時の記憶がない。
もうチキン南蛮で頭がいっぱいで、かきこむように食べたからだ。
近々再訪して、感想を追記する。

 

松屋」へ訪問。
チキンは揚げておらず、チキン甘酢ソテータルタル乗せ、と言ったところ。
揚げ物は時間とコストがかかるので、回転率を考えるとソテーにならざる得ないのか。

f:id:ozasato:20200530192115j:plain

これはこれで「さっぱり」と美味しくいただいた。


「からやま」へ訪問。
わたくしは、外食について疎いのだが、から揚げ専門店のチェーン店らしい。
調べたら川口(ほぼ西川口)に店舗を発見した。

f:id:ozasato:20200601120444j:plain

味噌汁がとろろ昆布入りでうれしかった。



から揚げ専門店らしく、鶏がカラッと揚げてあり歯触りよくジューシー!
チキン南蛮が「鶏(素材)」「揚げ(衣)」「甘酢」「タルタル」の4つの構成による採点競技なら、「揚げ」のカラリ技術で上位におどりでることだろう。
どんな競技だ。


と、偉そうに書いたが、現在お惣菜、コンビニ弁当を含め、7回しか食べていない。
なにせ、つい最近までチキン南蛮未食という、奥手の身。
この恋がいつまで続くかわからぬが、近場から世界を広げ、いつか本場の宮崎チキン南蛮にたどり着けたらいいな、と思っている。

 

※読んでお分かりと思いますが、まだタルタルソースを語れるまでに至っていません。