台風一過。シャンドワゾーのケーキを食べる。

台風19号に被災された方、心よりお見舞い申し上げます。
今まで生きていて、自分の住む地域に、避難準備勧告が発令されたのは初めてのことで、近隣の河川はなんとか持ち堪え、氾濫せずに済んだ。

台風が去った翌日、シャンドワゾーグラシエにてケーキをイートインをした。

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タルトバナーヌとおなじみミセラブル。
シャンドワゾーは本店、グラシエとも大混雑でした。
ミゼラブルは幻のように口の中に消え失せ、初めて食べたタルトバナーヌは端の端まであますところなく美味しかった。
不安な一夜が去った後のケーキはひときわ美味しいということはなかった。
そもそもシャンドワゾーのケーキはいつだって美味しい。
台風が来たりゴジラが上陸した時にだけ、「日常」を尊ぶのではなく、仕事と家の往復の日々だろうが、日常非日常に優劣つけずに大事に毎日を過ごしていたい。

シャンドワゾーの帰り、この秋初めて、金木犀の香りに出会った。
あの風雨の中で、小さな小さなオレンジのつぼみをしたためていたことに驚いた。
世界には愛すべきものがたくさんある。

明日も愛すべきものともに生きていこう。