むしゃりむしゃりと生きていく。

9月から少しの期間、ある事に挑戦することになった。
わたくしは、根っからの臆病ものである。
胸がワクワクするより、胃がキリキリする8月を過ごした。

そろそろ9月がみえたきたある日、ふと、お祝いをしようと思った。
突如の「お祝い」の言葉に、読んでいる人は何かと思ったことだろう。
多くの人は物事のはじめに安全や、成功を「祈願」をする。
わたくしの場合は、始める前から結果は「大・成・功💛」ということにして、「お祝い」をしてしまうのである。
これが、よくわからぬが、効く。

お祝いなのだから、当然ケーキを食べる。
シャンドワゾーでミゼラブルを食べた。

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たそがれのシャンドワゾーグラシエで、一人祝いのミゼラブル。
シンプルだけど、なんでこんなに美味しいのだろう。


仕事中、雑用中、なにかと恐怖心が沸き上がることがある。
「失敗したらどうしよう」「笑われたらどうしよう」
まだ、はじめてもいないのに、未来の結果を決めようとしてしまう。

美味しいケーキを、むしゃりむしゃりと、嚙みしめる。
この時だけは、そんな妄想から解放される。
美味しさで満たされているので、邪念が入る隙がないのである。


我が人生で美味しかったケーキトップ5に入るミゼラブル。
これをいただいたということは、わたくしには幸福なゴールしかありえないのだ。

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むしゃりむしゃりと、祝い、生きていくのである。