ヴィネグレット(ビーツのサラダ)を作った。

ヴィネグレットを作った。
ヴィネグレットを初めて聞いた人もいると思う。
ロシア料理で、ビーツが主役のサラダだ。

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柴漬けのように見えますがビーツのサラダです。

ロシア語のお勉強のためモスクワへ行った際、一般のご家庭で初めて「ヴィネグレット(Винегрет)」をいただいた。
その美味しさから、即大好物の仲間入りとなった。
ビーツは火を通すとても甘いので砂糖大根とか、赤い色から火焔菜などと日本では呼ばれているそうな。
ちなみにビーツはロシア語ではСвёкла(スヴョークラ)という。

ロシアのサラダの多くは、マヨネーズ和えだ。
ロシアは世界一のマヨネーズ消費国であり、販売の種類も多いし、味も多様で美味しい。
そんなマヨ大国において、珍しくヴィネグレットはマヨネーズを使わない。
レシピはビーツ、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、キュウリの塩漬け(ピクルス)。
これらを茹でて、サイの目に切り、味付けは塩・コショウとオイル、隠し味に砂糖。
ネットでいろいろなレシピを見たが、入れるものは家庭によってさまざまだった。
そういえば、お世話になったご家庭ではひまわりオイルを使い、ニンジンは入っていなかった。

自分のビネグレットは、ビーツのみ使用。
水煮のビーツ(リトアニア産)をサイの目に切り、オリーブオイルと塩、酢で和える。
麗しき赤いキューブのサラダが誕生。

ビーツは手に入りにくそうだけれど、大きめのスーパーやデパ地下などで、缶詰や真空パックで売っていることがある。
自分は真空パックのものをよく購入する。4~6個入って、200円しない。


ビーツを調べたら「ほうれん草の仲間」としてびっくりした。
わたくしはほうれん草の根っこの赤いところが葉っぱよりも大好きなのだ。
あの赤い部分が大きくなったのがビーツなわけだから、まあ大好物にもなるわけだ。