風呂・飯・寝る、
それはかつて、男が帰宅後に家族(妻)へ放つ言葉だった。
男は仕事、女は家庭、と分断されていた時代の話である。
世は変わり令和。
風呂・飯・寝る。
この3つは最高の娯楽と化した。
いつも飯の話ばかりなので、今日は風呂の話をする。
わたくしはお風呂が好きである。
先日、川口の銭湯「喜楽湯」に行ってきた。
「喜楽湯」は川口と西川口の中間くらいの住宅街にポっとある。
喜楽湯さんはの素晴らしいところ。
- レトロオサレな空間。古い銭湯を改装したため、天井は高く開放感。
- アメニティーの素晴らしさ(無料サービス抱負)
- ワンコイン*1でサウナに入れる!
- くだんの疫病で、現在多くのサービスを休止しているが、以前は待合所はwi-fiフリー、脱衣所には漫画の本棚などあった。
かつて、わたくしはほとんど汗をかかない体質だった。
身体改造すべく、運動し筋肉付けたら、どういう仕組みか謎だが汗が出るようになった。
それまではサウナは、ただ熱いだけだったが、一変。
サウナは最高のデトックス空間となった。
喜楽湯さんのサウナはこじんまりと4人入れば満員くらいのものだ。*2
こじんまりでも、しっかり熱い。
サウナは熱い。熱いはサウナ。
熱さのあまり自動的に思考は「無」になり、もはや瞑想状態。
頭は無だが、全身の汗腺はフル稼働。
いらん思考や溜まったストレス、その他何やらが汗とともに出ていく。
クワっと開いた毛穴とともに、脳内の何かも覚醒(…するような気がする)。
限界の手前でサウナから退出することをお勧めする。
サウナは我慢大会ではないからだ。
蒸しあがった体を水風呂に沈める。(汗流してね!心臓に注意だよ!)
次の瞬間、「無」とは別の「空」がやってくる。
こんなスペクタクルをワンコインで、ワンコインで体験できるのだ!
そして、もう一つ、喜楽湯さんのすばらしいところ。
看板猫のタタミさんがいらっしゃるのだ!
喜楽湯前の畳屋さんからお迎えした猫様とのこと。
ご時世もあり、現在番台に出られないが、かつてはよく冷蔵庫の上のお気に入りスポットで、安らかに寝息をたてられていた。
(数か月前撮影)
この日はお風呂上りにオーガニックジンジャーエールを購入しました。ショウガっぽくて美味しかった。
サウナだけではなくジェット風呂、寝風呂もあり。
風呂欲が満ちることまちがいなしです。