園芸ブロガーの憧れの店 フローラ黒田園芸にいってみた

様々な心情の変化ではじめたへっぽこ園芸。
その初めの一歩は多肉植物でした。
ネットで多肉植物の情報を検索していると、必ず上位に「フローラ黒田園芸」さんの多肉植物の寄せ植えが挙がってくる。
どうやら園芸ブロガーの間では知らぬものはいないというほどの有名店らしい。
園芸店、というものにまったくなじみがなく*1、相当遠い場所にあると思い込んでいたのですが、大宮近辺であることがわかりました。
ものすごく行ってみたい、というわけじゃないんですけど、自分がよく使う「さいたま新都心駅」から歩いていける距離だったのでどんなものか駅からトコトコ歩いていってみました。

さいたま新都心駅から歩くこと約20分*2
フローラ黒田園芸さんです。

曇りだというのに人が沢山いました。
駐車場の車の中に県外車もちらほらありました。
では中に入ってみましょう。





な、なんだここは!?日本か?

西の魔女がしんだ*3場所か?

多肉一つにしたってシャレオツすぎるディスプレイ!!!

もはやちょっとして庭園、植物園の域です。





売っている植物のお値段はホームセンターよりほんの心持程度お高め(いや、ほぼ同じくらい)ですが、陳列されている植物の管理が素人でもわかるほど行き届いていて質がホームセンターよりもワンランク上です。しかも品揃えが洗練されている。
そんなフローラ黒田園芸さんのクオリティに「おおっ」となっている最中、ふと周りを見回すとほかのお客さんは超真剣にディスプレイを観察し、苗を選別しているではありませんか。
ここで気がつきました。
おれ、場違いじゃん、と。

それもそのはず。他の人はガソリン代高速代かけて植木を見に来ているのです。暇つぶしのお出かけな自分とはわけが違います。

他人の園芸熱に当てられ、はしっこのほうで一休みしていたら、そこにいかにも「奥さんの付き添いで運転してやってきたけど園芸には1ミリも興味ない」旦那さんが行き場のない顔でベンチに座っていました。
IKEAでも見たな、こんな光景。


帰り道、フローラ黒田さんの目と鼻の先でゴジラに出会う。

やっぱりここは埼玉なんだ、と妙に安心を抱いた瞬間。



フローラ黒田園芸さんで購入した多肉を家にある植木鉢に植え替え。

購入したのはパールフォンニュルンベルク*4とルビーネックレス。(黒兎耳はホームセンター産)
フェミニンな寄せ植えになってしまったが、やはりフローラ黒田さんの多肉は活きがたいへんよろしい。


なんかよくわからんレポートになってしまいましたが、多肉の質も量も圧倒的に素晴らしいので、また行きたいです。

*1:埼玉県民の憩いの場、グリーンセンターくらいは行ったことがあります。

*2:1分=80mくらいだから1.6キロ?

*3:そういう小説があるんです。読めばわかります。

*4:うちにある多肉で一番名前がややこしい。いまだに名前をしっかり覚えていないし。