新しいお友達 アフリカナガバノモウセンゴケさん

子供の頃、漫画「魔太郎がくる!!」を読み、そこで初めて食虫植物というものの存在を知りました。
魔太郎は食虫植物だけでなくサボテン育てたり、野鳥を餌付けしたりとなにかと動植物を愛してる少年なんですが、毎回登場する悪党orいじめっこ*1に飼育していたものをダメにされるという。
そこで「う・ら・み・は・ら・で・お・く・べ・き・か」の台詞でロックオン!うらみ念法でドラスティックandドメスティックな復讐をするのが「魔太郎がくる!!」のパターンなのです。

魔太郎の話をしたいのではありません。変奇郎の話をしたい気もしますが、それはさらに脱線を招くので食虫植物の話に戻します。


植物が虫を食べる。
子供心にグっとくる設定ですよね。
いや、設定ではなく生態なんですが、いつか自分も育てたい、そう思うこと何十年。実は忘れていたので何十年なんですが、ホームセンターで食虫植物出会ってしまいその想いがよみがえったのです。
アフリカナガバモウセンゴケ


他にもウツボカズラ、ハエトリグサなどがあったんですが、魔太郎がモウセンゴケを育てていたのでモウセンゴケをチョイス。
目に見えていい仕事(虫捕獲)をしていたというのも選んだ理由です。

我が園芸部は最近虫が多く、モウセンゴケにはぜひとも仕事していただきたい。
しかし、モウセンゴケの消化能力はどれくらいなのでしょうか。
土に一匹小さなウジがいたので、それをどれくらいで消化するか、観察。

黄色いのがウジです。これを朝置いて、

その日の夕方にはこれです。

「おおっ!」となりましたが、はたしてこの黒ずみは消化能力のせいなのか、たまたまこのウジが死んだら黒ずむのか。


二日後、ウジ消滅、吸収された模様。

二日間の間にかなりの数のコバエをキャッチしてますね。
育て方のメモに、「虫がいないときは豚コマの切れ端やチーズのかけらを与えてください」とあったのでたんぱく質を溶かす能力はかなりすぐれていると思ってはいましたが、幅5ミリも満たないこの葉の消化力がここまであるとは。



ちなみに魔太郎のモウセンゴケの回、ラストはいじめっ子をうらみ念法で巨大化させたモウセンゴケに消化吸収させてました。


魔太郎ひどすぎ。

*1:たま〜に隣の幼児キリヒトにも含まれる。