多肉植物と戯れるおざさとサン

インテリアグリーン、すなわち部屋に置く観賞植物を一つくらい欲しかった。
しかし、手入れが面倒くさいものはいや。
だったらサボテンが手っ取り早いインテリアグリーンなのだが、トゲトゲは趣味ではない。イミテーショングリーンは、ぱっとみて「作り物」とわかる質の物が多く、それも却下。
そんなわがままな理由で部屋に植物を置くのを先送りにしていたのです。
そこに画期的?な植物があることを知りました。
それは多肉植物

花みたいな実みたいな葉っぱで大変愛らしく、世話も簡単。
空間に緑の葉がブワっと広がる爽快さはありませんが、プクプクとしていて良いではありませんか。
いざ購入せん、とネットで多肉植物を検索すると、かなり種類があり驚きました。
そもそもわれわれが知る花だの草などはほんの数種類なのです。

↑の画像にある多肉植物はネットの画像で「なんかいいな」と思ったのを片っ端から購入したもので、上左から右へ名前を挙げていきますと、月の王子、黒法師、虹の玉、野薔薇の精、緑の鈴錦(グリーンネックレスという名前の方が有名)、名称不明(ネットで検索してみたところ推定「雪童」か「銀揃」)、オーロラ、ブロンズ姫。

なんという洒落た名前でしょうか。
植物というのはその道の人たちで新種を作るのが盛んで、がんばって作った新種の名前を凝るのは当然のことでしょう。*1
その色や形と名前がなかなかマッチしていて、ネットで見物するだけで相当楽しい。*2
黒法師に対し真黒法師というものをみつけ、なんか「真」のつく方が経験値重ねてレベルアップした感じがして妙に悔しかったり。


一鉢に対し一種類で育てるのもいいのですが、多肉植物の面白さは「寄せ植え」なのです。
ネットで寄せ植えの方法を調べ、適当にやってみました。
はい、できた。*3

ど素人が初めて植えてもなんとか様になるのが多肉植物
その道に詳しい人が見たら微妙に隙間があってダメなのかもしれませんが、自分の家に飾るのならコレでOK!!
ちなみに植木鉢は630円。ちょっといいのを買いました。寄せ植えの下手さを植木鉢で誤魔化すという荒業でございます。
多肉植物は入れ物に関しては相当適当でよろしいようで、いろんなアレンジが出来るそうです。
缶詰の缶とか植えてる人、ブログで沢山いました。*4

寄せ植えを眺めているうちに、寄せ植えの楽しさは船盛りとかフルーツ盛り合わせ(時価)といった「一つの入れ物にいろんな種類」の楽しさと同じ、ということに気がつきました。

根付くかどうかわかりませんが多肉植物は強いとのことで、まあ、何とかなることを祈ります。

*1:上に挙げた多肉が新種か原種かはわかりません。

*2:下手すれば厨二病スレスレの名前もちらほらあったりして面白い。

*3:黒法師はバランスがいまいちだったので植え替えませんでした。

*4:それはそれでジャンクガーデンというひとつのジャンルらしい。