芦花公園 パティスリー ルラシオン本店初訪問!

芦花公園近辺に用があったため、パティスリー ルラシオンへ訪問した。
本店初訪問である。

『関係・つながり』を意味するルラシオン




かつて、新宿伊勢丹にマ・パティスリーがあったときは本店へ行かなくても、様々な名店の味が楽しめた。
それはそれで嬉しかったが、やはり本店訪問こそパティスリー巡りの醍醐味。
総本山を訪れる修行者のような、神々しい気分になる………というのは誇張で「ウッヒョーイ!本店♪本店♪」って好きな作品の舞台となった土地を訪れるファン気分のほうが近い。

ルラシオンはケーキだけではなくコーヒーも美味しいとのこと。
そう銘打っているので、イートインスペースがあるものと思っていたら、店内に机、いすは見当たらず。
食べログの詳細を見たら
「2021年9月リニューアルオープン後は、イートインスペースが無くなりました。」
こちらのリサーチ不足である…。

買ったケーキをどこでいただこうか、芦花公園か、と思ったら店舗の敷地内にベンチがありそこでいただけるとのこと。
よかった。

チェリーパイとブンタンを購入。
(イートインがあるものと思い込んでいたので、梱包材がお皿代わりで申し訳ない。)

 

 

チェリーパイ。

ワタクシはチェリーパイ刑事(デカ)であるから、ショーケースで見つけた時は心が躍った。当然購入する。
チェリーパイというと、パティスリーよりブランジェリーでお目にかかることが多い。
ブランジェリーのチェリーパイはパイ生地にチェリーの缶詰を流し込んで焼成しました、な感じのものが多々見られ、ワタクシは「空振りか…」と虚しさを覚えるのである。
したがってルラシオンでチェリーパイと遭遇したワタクシの気持ちを察してください。
強いて言えば、ルパンに手錠をかけた銭形刑事のテンションである。

味はもちろん美味しかった!!大粒のチェリーでフィリングが水っぽくならないようにジェリー(アガーかな?)で固めてある。
チェリーパイ刑事、大満足。

ブンタン
ショーケースの中でひときわ鮮やかに黄色く輝き、さらにお花がちょこんと咲いていたら、買うでしょう。

これがめっっっちゃ美味しかった!!
グレープフルーツのムースに土佐文旦のジュレと果肉が入っている。
柑橘系というと酸味、甘さ、苦みのバランスがとても難しいのだが、これはすべてが美味しい方向へと着地している。
梅雨のジメジメも夏の暑さも吹っ飛ぶさわやかな美味しさ!!

 

カフェラテ
カフェラテもすごく美味しかった。
こんなスッキリとしたカフェラテは初めて。
豆自体の質もいいんだろうけど、管理がよろしいのか豆から新鮮味を感じた。
「お菓子とコーヒーの関係(ルラシオン)」がコンセプトらしいので、コーヒーも主役を張っている。

ルラシオン訪問の際はケーキだけではなくコーヒーも是非お勧めする。