ポルトボヌールのムラングシャンティ桜で春をいただく。

地元、川口は桜の盛りが過ぎた。
モワっとピンクのお山のようだった駅前公園は、徐々に緑を取り戻している。

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歯列矯正の調整帰りに、ポルトボヌールさんへ寄り「ムラングシャンティ桜」を購入した。
花の桜の最盛期は過ぎたが、この桜は逃すまいと思っていたのだ。

この季節、桜スイーツが良く出回る。
そもそも桜味って、どんな味?と聞かれたら、かき氷の「ブルーハワイ」の味くらい、答えに困る。
さくらんぼ味とは、もちろん別物だ。
そもそもお菓子で桜を使用し始めたのは和菓子が先なはずだ。
桜餅などで桜の花や葉を塩漬けにしたものを使用するから、塩味と葉っぱや花びらの青さが合わさった風味のを「桜味」と呼んでいる気がする。

ムラングシャンティ桜

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この可愛さを見ていただきたい。
青いお皿は、アマン東京のポップアップショップへ伺った際、横で開催されていた美濃焼の催事で、一目ぼれしたものだ。
可憐なアイドルに、とっておきのステージを用意できた。
味は、すっごくミルキー!!
桜の味がミルクの味に書き換えられそうなほど美味しかった。
ポルトボヌールの桜は、あっという間に我が胃袋に収納された。

 

バスクチーズケーキとエクレア・グラニースミス。

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バスクチーズケーキはお気に入りなので、いついただいても美味しい。

ラニースミスの方は今回初めて。ぶしつけですがオープンさせいただくと、

このスペースに林檎がこんなに!

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味はほのかに苦みがあり大人味、といったとことろ。 

 

ときどき思う。
我らは、命を食べているのはもちろんだが、その時その瞬間の季節もいただいているのではないか、と。

季節も、栄養のうちなのだ。