ザギンでニーウー(ウニ)を食べました。

雨がざあざあの月曜日。
灰色の銀座の道路を泳いで渡り、お寿司屋さんにウニ丼を食べに行った。

選んだお店は「すし小川」。

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東銀座のビルの地下にあるお店です。

ランチではウニ丼が1650円でいただけることで有名。
しかもランチは握りもこの価格!!

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リーズナブル!

開店前に並ぶこと自分を含め5人。
席に着くや否や即注文を聞かれた。
それもそのはず。
お寿司を握るのは大将一人なのだ。
大将は一人一人の注文を丁寧に素早く握っていく。
自分のぶんはまだかと思いながら、寿司職人の手さばきをカウンターごしに眺めるのも、お寿司屋さんの楽しみと言えよう。


ウニ丼、きました!塩でいただくのがおすすめとのこと。

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小付け、お椀付き。

予想よりもウニが多い!!うれしい!!

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酢飯の酢はかなり弱めのタイプ。

塩で物足りなかったら醬油をかけようと思っていたが、醤油の出番はなく、スルスルとあっという間にウニ丼は胃の中に消えた。
あと握り一人前くらいするっと食べられそうだけれど、ノンストップでお寿司を握る大将に追加注文はあきらめ、お店を後にした。
握りは別の日に出直すとする。(もちろん握りは1.5人前で!)


外食産業のお寿司のレベルはかなり高いけれど、今の時点で寿司職人の握ったお寿司には到達していないと断言する。
回転するお寿司も、スーパーのお寿司も、もちろん大好きなのだが、職人さんの握るお寿司(今回は丼ですが)が格別なのは、シャリが生の魚の鮮度を邪魔せず、かといって冷たくない絶妙な温度と、形成したシャリの硬さが各ネタによって微妙に違うというところだ。
変な言い方だが、「寿司はライブ」なのだと思う。

機械が職人の技術に勝つ日が来ることがあるのだろうか。
その日が来るかはわからないけれど、自分はどっちのお寿司も楽しく美味しくいただいていると思う。