スカしても楽し。タカノフルーツバーのビッフェと回転寿司。

新宿高野のフルーツビッッフェに行ってきた。(フルーツバーは初)
ご時世もあり、飲み物も含め、とりわけはすべて店員の方が行ってくださる。
ビッフェの醍醐味といえば、自分の好きなものを好きなだけ豪快にお皿に盛ることである。
それを味わえないのはちと寂しい。
しかし、このご時世の中、スタッフの方が手数をかけてフルーツバーを再開してくれたのだから、お客としてありがたいことである。

ファーストの一皿目はフルーツ盛りを渡してくれる。

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フルーツ盛りセットとフルーツサンドセット。サンドは別のコーナーで受け取る。

二皿目からは「このフルーツを、てんこ盛りで」と頼めば盛ってくださるのだが、けっこう控えめな盛りなので、がっつりと食べたい方は「もっと、もっと盛ってください!!」とアピールした方が良いです。
ところで、とりわけ係のスタッフさんに「マスカットもっと盛ってください」と言ったら「これはマスカットではなく〇〇という品種のブドウです」と決して流さず正式なフルーツ名を答えてくださった。
タカノのフルーツ魂を感じた次第である。


素晴らしいのがオムレツの実演コーナー。
一つ一つオーダーにこたえ、熱々のオムレツを焼いてくださるのだ。
オムレツ本体(っていうのかな)はチーズ、プレーン、オムライスの3種を選べることができ(良きことかな!!)、さらにかけるソースは4種類の中から選べた。

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プレーン。ケチャップと期間限定ラフランスのソースかけ

 

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チーズ。デミグラスソースとバジルマヨネーズ。

バジルマヨネーズが一番美味しかったな。


ピザは具材が7種類くらいあって、紙に書いてのオーダー制。
お腹のキャパを考え、「アボカドのエビのピザ」を1枚注文。(直径15センチくらい)

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好きなフルーツチョイスとピザ

この乗っているレモンがさっぱりといけて一枚まるっと食べれられた。
マルガリータも食べたかったなー。

「フルーツをお腹はちきれんばかりガッツリ!!」を目的にしていったのだが、熱々のオムレツとピザが主役となってしまった。
楽しくて美味しい時間であった。

食後の運動にと、ふらふらと新宿を徘徊。
ちょっと回ればいいだけの距離を、無精してビックロユニクロビックカメラ)の建物の一階を通り抜けようとした時のことだった。
出口で万引きのブザーがピヨピヨピヨとなったのである。(最初何の音かわからなかった)
店員さんがサーッと寄ってきて「ユニクロの商品をお持ちではないですよね?」と目をじっと見ながら聞いてきた。
持っているはずがないので「持ってないです」と答え、その場で解放された。
語弊がある言い方だが、ユニクロの商品を盗むくらいでお縄になりたくはない。
盗むなら銭形のとっつぁんに追いかけられるくらいのお宝を盗みたいものである。
某三世のように知恵も身体能力も仲間もいないので、即お縄になると思うが。


その後、川口に戻ったら、空腹を感じた。
ビッフェは8分目で引き揚げてきたからである。
昔は腹十二分目くらいに食べられた大食いのわたくしだが、年を経て腹7~8分目でないと、体調に支障が出るようになってきた。

………と書いてみて思ったのだが、もうしかして、十二分目まで食べないと食べた気にならなかった時期が異常で、今が普通なのではないか?

数日前から雲丹が食べたかったので、回転寿司屋「スシロー」に飛び込んだ。
スシローは初めて、かつ、久しぶりの回転寿司である。

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スシロー川口店


「雲丹雲丹アナゴ雲丹アナゴ、サーモンアナゴ雲丹アナゴ」の華麗なる設計を固めていたのだが、びっくりしたことにスシローには雲丹がなかった!!
タブレットの隅々まで見たが、雲丹がないのである。
お?雲丹か?と思ったらから揚げの乗った軍艦巻きであった。

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パッと見、雲丹に見える


「違う、そうじゃない!!」と思いつつも雲丹と鶏のから揚げって写真で見ると似ている、という新たな発見を得た。
雲丹なき回転寿司を楽しんで、家に帰った。(もちろん腹八分目で)

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わーい回転するお寿司ー!!

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ヤッハー!!お寿司大好きー!!

しかし、なぜスシローに雲丹がないのか。
雲丹は回転寿司レーンの輸送途中で、ヒャッハーなモヒカン軍団の強奪が多発したため、雲丹の取り扱いを中止にしたとか………だろうか。
ならば、スシローではなくケンシロウーの出番ではないか。
雲丹がない理由を調べたかったが、手元にスマホがなかった。


そう、この日は、スマートフォンを忘れての外出だった。
行動するにあたり、なにか一部分がスカした日であった。
しかし、同じ「スカした」であっても、ストⅡで、サマーソルトキックをスカしたスキだらけのガイルに比べたら、こんなのはスカしたうちに入らないのである。
と、このネタはわかる人にはわかるが、わからない人に対して最後の例えまでもがスカしてしまった。
予想とはちょっと違った一日も、面白かったので良し。