夏だ!ケーキだ!ポルトボヌール!

月に一度の歯列矯正調整日がやってきた。
調整とは、「必殺・矯正仕事人」と化した矯正歯科医師に、歯をキリキリとワイヤーで締め上げられる儀式のことをいう。
今日も診察台の上で容赦なくワイヤーが舞い、何度も「歯がー!歯がー!!」と心の中で叫んだ。
もしかしたらファイナルファイトの市長さん*1が助けに来てくれるかもしれないが、助けてもらったら歯が並ばないので、別に助けに来なくてよい。


30分ワイヤーデスマッチに耐えたからには、自分にご褒美を与えなけらばならない。
歯科医は北浦和にある。
つまり、パティスリーのポルトボヌールにその足で寄れるのだ。


マンゴープリン

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実物のほうがもっとオレンジ色が濃いです。

夏なので、さっぱりと。
当然美味しい。
マンゴープリンの美味しさについて「なめらか」「クリーミー」「マンゴーが濃い」などの貧弱な語彙しかないので、これ以上は文字に表せないが、「半分は残し、明日の朝食に食べる」という計画をすっかり忘れて流し込んだこと記しておく。

バスクチーズケーキ

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ブームになっていたのは知っていたが、食べるのは初めて。
焼成の失敗から誕生したとしか思えない黒いお顔立ちだ。
ポルトボヌールのお品なので美味しいことはわかっているけど、この黒さはどう味にかかわるのかなあ、なんて思いながら口に入れた。
なにこれ!お焦げ加減がチーズの酸味と合わさって、相乗してコクが深まっている!
めっちゃ美味しい!!
なんていうのだろうか。
苦さとうまみが紙一重のところにある、「ギリギリ美味しい」とでも言おうか。

月一の儀式と、ポルトボヌールのケーキを堪能したわたくし。
みなさま、夏こそケーキです。
保冷バッグを持って、パティスリーに行くのです。

*1:カプコンのゲーム「ファイナルファイト」にハガーという名の戦う市長さんが登場するんです。