タイトルは「伏鳩」はフセバトと読む。
勝手に作った言葉である。
川口駅前キューポラ広場にはよく鳩がいる。
鳩と言えば、ポッポポッポとイカしたビートで首を振り振りウォーキングする生き物だ。
そんなイカした彼らが、なぜか一堂、地面に伏せていたのだ。
なぜ伏せるのか。
寒いのか、疲れたのか、眠いのか。
人間の耳には聞こえない、鳩専用の周波数で「伏せ!!」と号令があったのか。
そもそもポッポポッポとイカしたビートは、人の前にいるときの演出で、それ以外の時間は伏せているのか。
………寝てる?
もしかして悪い人の与えた豆の中に眠り薬でも入っていたのだろうか。
謎である。