ケーキをムシャるは、よいこの証!(シャンドワゾーのビスキュイ・オ・フリュイ)

今日も一日働いたので、ご褒美にケーキを食べた。
ケーキは、もちろん、地元のシャンドワゾー。
仕事帰りの18時過ぎ。
人気店なので、ショーケースはガラのガラであった。
なんとか残っていたビスキュイ・オ・フリュイを購入し、グラシエ*1に持ち込んだ。
ビスキュイ・オ・フリュイをチョイスするのは、シャンドワ歴は長いが、今回で2度目である。

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ケーキでもパフェでも、フルーツがアラカルトに混載されたものより、一種類で構成されたもののほうが好きだ。*2
なんというか、舌や鼻に不器用という言葉が通用するのかわからないが、何種類もの味や香りがあると、上手に味わえないのである。(一点に集中できないというか。)

  

久しぶりの、ビスキュイ・オ・フリュイ。
上手に味わえるかな、と思ったが、杞憂であった。
ものすごく、美味しかった。
自分が確認したところ、ケーキにはイチゴ、バナナ、グレープフルーツ、マンゴー、オレンジが入っていた。
すべてフルーツを主役にしつつ、ムースリーヌがまとめ役となり、調和させていた。
お見事!その一言だ。
また、ムースリーヌをサンドしている、ふわふわのビスキュイも一役買っているところがニクい。

様々な個性がある食材をまとめて、一つの料理として名前をなす際には、必ずまとめ役がいる。
ケーキから離れるが、八宝菜なら、各食材から出たエキスを片栗粉が吸って「あんかけ化」して調和させている。

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色とりどりのフルーツはバッティングすることなく「ビスキュイ・オ・フリュイ」の名を成していた。

人間関係でも、際立った個性とか業績はないけれど、調和を保ってくれる役割の人がいる。
数字や文字には表せない、そういう何かがある。
そういうものを、ちゃんと見極めるられる人間になりたい。
などと、ビスキュイ・オ・フリュイに、教わる今日この頃。

梅雨明け、まだかな。

*1:2号店。購入したケーキをイートインできるのです。

*2:例外としてベリー系のアラカルトは好き。