尊くも完璧で可愛い生き物の話。

道で猫や犬に出会うと、なんて可愛いのだろうかと思う。
可愛いというか、もう「役割」とか「役に立つ」とか、チャチな価値観など超越していて、存在しているだけで完璧で尊い生命体だと思う。
犬や猫だけではない。
ポッポポッポいっている鳩や、ミンミンツクツク鳴いているセミも、完璧すぎるほど完璧で尊い
この世界の全ての生命体は、完璧な存在なのだ。
しかし、なんでだろう。
人間は、特に人間という生き物に関しては、役に立つ立たないでやたらジャッジする。
役に立つほど「良し」とされ、存在価値が「高い」人(生き物)として称賛し、その逆に「役に立たない」ことを見下し、嫌う。
では「役に立つ」ってなんだろう。
役に立つの立たないのは、文化的というか、場所や時代によってコロコロ変わるよ、とかいっている故事やことわざはたくさんあって、つまり役に立つの立たないのは、流行りものなのだ。
需要と供給も関係してくるんだろうな。
流行りはともかく、人間も「生き物」としては存在しているだけで完璧だと思う。
みんな完璧な生き物。
みんな、なんて可愛いのだろう。

 

おまけ。

去年モスクワ滞在時に世界遺産ノヴォデヴィチ女子修道院を訪問。
そこにいた猫。
女子修道院の猫……女子猫さんなのだろうか。

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世界遺産オーラありますな。