皆様、モンブランはお好きでしょうか。
わたくし、おざさとはもちろん大好きです。
モンブランというケーキは、だいたいどのパティスリーも外れなく美味しい。
ただでさえ美味しい栗に砂糖を入れペーストにして、生クリームとメレンゲ土台を組み合わているこのケーキが、美味しくないはずがない。
美味しくないモンブランを販売するパティスリーがあるなら、逆に訪問してみたいものです。
モンブランはパティスリーにおいてショートケーキ、チーズケーキ、シュークリームといった「安定」の看板を背負った定番ケーキの一つといえましょう。
気が付けば数多く食べてきたモンブラン。
今回はその中で、記憶に残った我が推しモンブラン、略して推しモを紹介していきたいを思います。
「挙げたモンブランの中にパティスリー〇〇のモンブランがない!」といったご意見もあるかと思いますが、そのパティスリー〇〇のモンブラン、首都圏のお店なら6割オーバーくらいの確率で、わたくしはすでにいただいているかと思います。
しかしながらここでは、わたくし、おざさとの琴線にヒットしたモンブランということでご紹介いたします。
ブロンディール(石神井公園)のモンブラン
ここ数年、モンブランと言えば和栗。シーズンは秋、というの主流です。その中で洋栗モンブランを一年中販売しているブロンディール。
甘めのマロンペーストに濃厚な生クリーム、底の薄目のメレンゲ。一見重めのようですが、食べてみると口内で三位一体のハーモニー。
小粒で大きなお口の方はひと口でいけるかと思いますが、是非このハーモニーをじっくりと味わっていただきたい。
ついでに期間限定でモンブランセゾニエールという和栗モンブランもございます。
シャンドワゾー(川口)のモンブラン
和栗モンブランはその素材からホクホク系で提供するお店が多いのですか、シャンドワゾー のモンブランは和栗でありなが、ねっとり濃厚マロンペースト。今回挙げたモンブランはほとんどが土台メレンゲの正統派の中、土台は塩のきいたサブレという。
和栗でここまで「ねっとり美味しい」を表現したのはスバラシイと思います。その密度からかなりボリュームあり。
この形になるまで、何度かべつの形態のモンブランをシャンドワゾーで見かけております。
ここ数年は画像の形態で安定しており、これが最終形態なのでしょうか。
しかし、ある日突然モデルチェンジしたりする可能性も否めないのがシャンドワゾー。これからもパトロールしていきたいと思います。
ラブリコチエ(高円寺)のモンブラン
オーダーを受けてからマロンペーストを絞る、制限時間1時間のモンブラン。
ほっくほくの和栗マロンペースト、生クリーム、メレンゲの奇をてらっていない正統派の構成。
我が家からラブリコチエまでドアtoドアで1時間以上なので、イートインで毎回いただいております。
販売期間はだいたい9月から3月の間。
お手頃価格(2019年3月の時点で400円台)でこの美味しさでこの大きさ!という、ビッグでびっくりなモンブラン。
細かい説明は面倒なので、モンブランがお好きな人は生きているうちに高円寺のラブリコチエで召し上がってください。
ヴォアワザン(浜田山)のモンブラン
モンブランの土台はメレンゲが基本ですが、他にもスポンジやタルトといったバリエーションをみかけます。
その中でも、めずらしく土台がマロンパイというモンブラン。
モンブランとマロンパイを食べているようお得感。そしてマロンペーストもマロンパイもどちらも美味しい!
変化球的に推しモとして挙げさせていただきました。
エーグルドゥース(目白)のモンブラン
元祖時間制限モンブラン。甘さ控えめ。一番おいしく食べられる賞味時間は30分。
「無理だ!!」と言いたくもなりますがイートインがございますのでそこで召し上がってください。
わたくしはよく近場の公園でピクニックがてらいただきました。
エーグルドゥースの栗ものは栗から皮をむいて手作りしたペーストと聞いたことがあります。
モンブランだけではなく栗大好きっ子はエーグルドゥースで栗詣でしてください。
ラ・プレシューズ (四ツ谷)のモンブラン
和栗が旬となると我がツイッターのタイムラインに現れる、ラ・プレシューズのモンブラン。
別名・和栗 旬。
メレンゲがとにかく素晴らしい。ペースト部分も素晴らしいのですが、このメレンゲには感心します。
次点。
アンジェリーナ
アンジェリーナは言うまでもないですが、銀座みゆき館はチェーン店のカフェ。
個人経営のパティスリーではないんですけど、おすすめのモンブランです。
銀座・有楽町に行ったらこの洋・和モンブランを。
以上、推しモの皆さんでした。
なぜ、栗のシーズンでもないのに推しモンブラン特集なんぞしているんだ自分は、などと思ったりもしたのですが、季節外れに思いにふけることで旬の時の喜びが増すのではないでしょうか。