初遠征!大阪(谷町四丁目)のアシッドラシーヌのフレジェ!!

「ケーキ好き」も極まってくると、ケーキのためだけに遠征をしたりします。
わたくし、おざさとは遠征してもせいぜい関東圏くらいなもので、いわゆる「にわか」のケーキ好き。
極まった方々の遠征ケーキツアーをネットで拝見し「このパティスリーのケーキ、食べたひ……。」などとつぶやくものの、関東ローム層外のパティスリーは、どこか他人事として見ておりました。
ところが、そんなわたくしにも「遠征」をする時がやってきたのです。
それは5月の連休終わりごろ、大阪に一日だけ行く予定が発生。
行き帰りは深夜高速バスという強行スケジュール。
用事の後の夜のバスまで少しだけ時間がありました。
ならば、大阪のパティスリーでケーキを買いたい。時間を考えると行けるのは一軒だけ。
迷わず「アシッドラシーヌ」と決めました。
アシッドラシーヌは大阪の名店「ケ・モンテベロ」でシェフを務められた橋本太シェフが独立したお店です。
開店当時、本当にお店のすべての品物(焼菓子から何から何まで)が売り切れてしまったという逸話のある超人気店。
しかも橋本シェフは、わたくしの愛するシャンドワゾーの村山シェフにミゼラブルを制作するきっかけをつくった方でもあります。(慧眼!)
前置きが長くなりましたが大阪へ到着。用事終了後にアシッドラシーヌに直行しました。
大阪の土地勘はゼロに等しいのですが、便利なスマホがある。
それと、わたくしは昨年2か月ほど日本語はもちろん英語のほとんど通じない国にいたので「日本語が通じる」というだけで、国内はほぼ怖いことがないということを知りました。母国語、ありがたい!

f:id:ozasato:20190511182257j:plain

アシッドラシーヌに到着。


人気店だけあって自分が到着した時には3人ほど店外で待ち人がおりました。
アシッドラシーヌは予想よりもかなり小さなお店で、一人出たら一人入る、という方式をとっていました。
待つこと数分、ようやく店内に。目的はもちろんフレジェ!
ショーケースに並ぶケーキの品数は多くはなく、先客によりショーケースのケーキは次から次へとはけていきます。
なにせ超人気店。「ショーケースの端から全部1個ずつ」とかダイナミックなお買い物をされる方もしばしば。
「埼玉からわざわざ来たのでフレジェだけは1個でいいから残してくださいませ。」と唇の先寸前まで言葉が出かかりましたが、お買い物は下剋上
心の中で残っていておくれフレジェ!!と、願った矢先に厨房からフレジェ軍団が追加されました。
さすがはラッキーの星の子おざさと。関西でも強運は健在です。

f:id:ozasato:20190619011323j:plain

アシッドラシーヌのフレジェ!!

とうとう購入。絶対に食べてみたかったアシッドラシーヌのフレジェ。
近所の公園でいただきました。
ムースリーヌは固練り、お酒はやや強め。ムースリーヌの中の苺は乱切りタイプ。フレジェで苺乱切りタイプは少数派。
美味しゅうございました。
マパテに来てくれないかなーと思うのですが、この人気ぶりでは本店の生産でいっぱいいっぱいといった印象で、新宿でお会いできる日は相当あとのことになりそうです。


そして帰りも夜行バス。………がんばったな!自分。